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大阪行脚 まじめに勉強編 [薬剤師]

こんばんは。

更新さぼり気味です。[ふらふら]

昨日は大阪での勉強会に参加してきました。例によって土曜日の夜に名古屋を出発。大阪の東横で一泊。野田駅そばのそれは、新装オープンセールのまっさかりで一泊3950円でお買い得でした。研究会に行くときくらいは日頃の運動不足を解消しないといけませんので、JR野田駅から肥後橋近くのYMCA大阪ホールまで徒歩で向かいます。結構近いですよ。片道3000歩でした。

さて肝心の中味ですが、結構ショッキングな内容でした。ようするに薬剤師たるもの、患者さん(生活者)の訴えを聞いてその病名を類推し、OTC薬(薬局で販売できるお薬のこと、アメリカではカウンター越しに売られるので、over the counter 略してOTC)で対応できるものは、OTCで、そうでないものは必要度に応じて医療機関への受診勧告、緊急性があれば救急車などなど、それくらいのことはできないと薬のプロとは言えない!とのお言葉でした。

だんだんからくりが見えてきた。実は先回の医療法改正で初めて薬局が医療提供施設と位置づけられたのです。それまではそうでなかった・・と言ってしまえばそれまでですが、なぜそうなったかを勘ぐるに、どうも昨今の医師・看護師不足ならびに医療費の不足が見え隠れします。

つまり、いままで最前線にいなかった薬剤師を前線に押し上げ、そうでなかった時にくらべOTC薬で対応できるケースを増やしひいては医療費の削減につなげる一助としたいようです。

事実現在の6年生薬剤師教育では、患者さんの訴えから病名を推察し、その重要度を判断するスキルを求められているそうだ。医師の世界ではあたりまえのことらしい。それを薬剤師にも求めるということですね。

症候学というこの分野、実は、おそらく現役の薬剤師では教育がなされていないだろう。学生時代サボっていた自分だけかと思いきや、弊局の薬剤師数名に聞いても同じ答えです。さらに疾患そのものについても教育は施されていないのです。

薬剤師として現場に就いて、経験を重ねながら疾患についても学びそれなりの知識は積んでいくのだが、体系的に学習するものではないので、個人差が大きいのも事実です。


ただ、今回の研修での叱咤を受けてもっともっと研鑽を積む必要性を痛感しました。




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