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薬品情報提供書 [薬剤師]

更新がついにマンスリーとなってしまいました。[もうやだ~(悲しい顔)]すんません。

さて、表記の件、お薬手帳でももちろん良いのですが、お薬手帳の場合は交付に患者さんの同意が要りますし、普及率もまだまだです。薬剤師の努力不足でしょうね。拙薬局の場合は手帳にたとえば新しいお薬が加わった場合に[NEW]な文字を書いたり、副作用があればその内容を転記したり、当たり前のことをしているつもりですが、書き込んであげると「そんなことをした薬剤師さん、初めて見た!」なんて、とても悲しいreactionが来たりしたこともありました。単に手渡しするだけじゃ、ありがたみもありませんよね?

一方、薬品情報提供書はお薬の交付の都度、文書にてお渡しすることが義務づけられております。いうなればお薬をもらった患者さんは必ず持っておられるはずなんです。

でも・・実際は・[ふらふら]

この前の土曜日の最後の患者さんもそうでした。この方は地域の総合病院から紹介で近医に転医されたかたでしたが、処方の内容がとても多く処方箋3枚にも亘りました。しかも内容も濃く、新患だったこともあり、お薬をお渡しするまでに、30分もかかってしまいました。ところがお話を進めて行くうちにいままでもらってしたお薬と微妙に内容が違うと言われます。手帳の無い方でしたので、お薬の説明を書いた紙(薬品情報提供書)は?とお尋ねしたところ、いつも捨てちゃう!とのことでした。薬品情報提供書があれば薬局での照合作業もスムーズにいきますし、それをもとに処方医への照会もしやすのです。処方医には病院から紹介状がきているはずなので、大丈夫と思われたようですが、紹介状の内容がミスしていることも全くない訳ではありませんし、やっぱり実際に服用されているお薬の説明を書いた薬品情報提供書があればそういった瑕疵も見つけられます。そうこうしている間に処方医へお電話を差し上げてみたのですが、すでに往診に出かけてしまったあとで確かめようもありません。結局お渡しは本日になってしまいました。在庫があったから良いようなものの、もし、手持ちのお薬がギリちょんだったら・・困りますね。薬剤師は内容に懐疑があった場合はお薬をお渡しできないのです・・

皆様!手帳がある方は手帳を、無い方はかならず服用(していた)お薬の情報提供書を医療機関に持参くださあ~い!


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