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寒中見舞い申し上げます。 [薬剤師]

やっとかめです。汗;

仕事がタイトになってなかなか更新できずにすみません。

2月になる前になんとかアップをば!・・・

薬剤師を巡る環境は厳しさを増しております。
見方によっては世間並み・・に近づいたともいえるかもしれません。

いままでが温室育ち?

先日褥瘡(じょくそう:床ずれ)の勉強会に参加してきました。
講師の先生曰く・・(臨床では)なんにもできないのが薬剤師だと他の医療職
から言われていると・・確かにそうですね。

在宅訪問でお薬をお持ちする機会が増えてきてます。
看護師さんと出くわすこともありますが、当然のように患者さんに触れて
てきぱきと仕事をこなして見えます。その一方で部屋の隅っこで
遠慮がちに立ちすくむ自分がいる・・

薬剤師は医療行為ができないというトラウマがあります。
患者さんに湿布を貼ることや、軟膏を塗ることすらできないと多くの薬剤師は
思ってますし、そう聞かされてきた・・

もちろん薬剤の効能、副作用、服用タイミングなどの説明やその後の
効果・副作用などの検証もしますし、状況によっては医師に処方変更の
提案をしたりしますが、それ以上は二の足を踏んでしまいます。

もっとも医療行為の解釈は時代とともに変化してきて
薬剤の効果・副作用のモニタリングのために、患者さんの体に触れたり、
聴診器をあてたりするのは構わないということで、
現に6年生の薬学部では、即応した教育がなされております。

褥瘡に話しを戻しますと、患部を直に拝見し、正しい薬剤や
被覆剤の使用法の実地説明をしたり、また目でみれば病状の変化が
すぐに分かりますので、薬剤の効果判定もしやすいし、状況によっては
医師に対しても、より適した薬剤の提案ができる訳です。

在宅の場合でも部屋の中に堂々と入り込んで患部を見せてもらって
患者さんや、ご家族に”顔の見える存在”になりなさい!という講師の叱責でした。

本当にそうですね。

褥瘡ひとつをとっても使用する薬剤の特性を理解するのは結構たいへんですし、
病状の進行度合いによって使用する薬剤を変更する必要もあります。

ただこのハードルを乗り越えないと、とても”顔の見える存在”にはなり得ないので
頑張ろうと思います。




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