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必殺仕分け人? [薬剤師]

やっとかめです。

インフル未だ衰えず・・ウクライナでは、変異ウイルスが猛威をふるっているという
未確認情報もあり、この状況で抗ウイルス薬の在庫が底をついたら大変ですね。

さて昨日ひょんなことから行政刷新会議第2Gのライブ中継にアクセス。
折しも後発品のある先発品の薬価に関する議論の真っ最中でした。

すごいね・・後発登場・・時間も経っているので、開発コストも回収済み!
当然のごとく先発も後発もなく同じ値段で良いね~!てっな論調です。

一理あるかな?

評決は・・先発と後発の薬価を同じにするか、一般名(成分名)処方にして
情報提供した上で先発か後発かを患者さんに決めてもらう。

でした・・

またOTC(薬局で買える薬)と同じような薬については保険給付の対象と
しない!具体的には湿布やビタミン剤などなど・・漢方もこの手の話題では
いつも俎上に上っていましたが、今回はある委員が・・漢方は外して!と叫んで
ました。

薬局サイドとしては、先発の薬価が仮に後発と一緒になれば・・
つまり4月1日を持って手持ちの薬の価値が激減する訳なので、
買った価格以下になるのは必定!在庫管理の徹底をしてロスを最小に
押さえることが肝心ですね(それでも安い新車1台くらいのロスがでるのは
避けられそうもありません。困りました!)

研修会IN大津 [薬剤師]

こんばんは。

連休は大津で研修会でした。
1日目・・あのノーベル賞をもらった下村博士の講演会です。
開場1時間前くらいに到着したらすでに長蛇の列!びっくりです。
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お話はまさに学者のそれです。決して軽妙な語りではありませんが
人柄が知れるほのぼのとした好感の持てる内容でした。
偶然を大切にする(というか、一瞬一瞬を大事にする)
最後まで投げたらあかん!これが教訓でした。
実践があのノーベル賞に結実なんですね。

その後徒歩で三井寺へ、
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弁慶の鐘など見て仏女ならず・・仏男(^_^;)

2日目・・講習会場で参加証明をもらい・・そのあとは記憶が・・・
気がついたらなんと敦賀でした(^_^;)


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昼食は↑ここで!まいぅ[わーい(嬉しい顔)]でした。その後長浜に移動し、黒壁スクエアで
起業の勉強[猫]

ある意味非常に充実した2日間でした。(^_^;)

インフル拡大中・・ [薬剤師]

こんばんは。研修会で大津からです。

インフルですが、今週になって毎日お二人。今日は4人・・
拡大中です。

昨日愛知県でも警報がでました。

今回の新型の特徴ですが、発熱が顕著でないですね。
B型のそれのようです。

A型の場合は熱がグーンと出て一旦下がったりしないのですが
今回はムラがあり、ちょっとパターンが違うかたも見えます。

微熱でもインフル・・判定が紛れますね。

そういえば・・・週の中頃・・拙も微熱が・・・やめとこ[がく~(落胆した顔)]

さて、ワクチンにまつわる情報をば・・

カナダからの情報では、季節型ワクチン接種が新型の感染リスクを2倍にするとか・・
抗体依存型感染性増強という懸念です。

他方メキシコからは季節型ワクチンが新型の重症化を防ぐとか・・

どちらを信じるか・・・カナダ派なら季節型ワクチン接種はやぶ蛇になるので
打たない方が・・・・良い?かな

自分はワクチン打ったことないし、かといってインフル発症はここ数年ないし・・
今回も季節型は打たないつもりです。おっと新型については
調剤薬局の従事者は優先対象にはなってませんでした。


インフル 忍び寄る足音 [薬剤師]

こんばんは。

今週になって2日ですが、三人のインフル患者さんが
見えました。

少しずつではありますが、増えていますね。

いずれも10代~20才まで・・
今回の傾向に当てはまってます。

リレンザ2名、タミフル1名タミフルの方は以前も服用経験あり。
20才なので、使用上の注意もpassですね。異常行動の用心は
必要です。

10代のお二方・・お一人はリレンザの使用経験者。[わーい(嬉しい顔)]説明不要で安心です。
異常行動への注意、2次感染への注意などで完了。

問題はもう一方・・
リレンザは初めて、おまけに咳き込んでます。[もうやだ~(悲しい顔)]

結構厳しいケースですね。服薬指導ではマスクを外してもらいますので、
もろに・・咳が・・[ふらふら]

てなケースもあります。当然サージカルマスクで防御してますが、万全ではありませんね。

でも適切に説明するためには目の前で、実際に吸入していただくのが
一番です。

いままでの季節性のインフルではゴマンと説明しているのに
今回はちょっとびびってますね。

まぁ・・ここ2~3日で発熱したら・・多分インフルもらったってことで
間違いないでしょう・・

でも本当に10代かそれに近い方が多いですね。
やっぱり細胞が若い分、ウイルスの増殖が盛んなのかな?




インフル到来? [薬剤師]

やっとかめの薬剤師ネタです。[ふらふら]

弊局でも先週初めてインフルのお二方が見えました。先週末、公務で救急診で調剤したお一人を
加え、これで3名の患者さんに接しました。

発熱の程度も高熱が主体ですが、そうでない方も見えて高熱イコールインフルでない点が紛れですね。

タミフル・リレンザの備蓄はなんとかなりそうですが、相変わらずマスクの入荷が・・

どうも医療系の卸さんには在庫が乏しく、流通系のスーパー・コンビニなどには在庫が比較的
潤沢・・という困った現象が起きてます。弊局もネットからイレギュラー購入するなど
確保には難渋してます。弊局には糖尿病などの高リスクの方も多く見えるため、
なんとかしたいのですが、期待に十分応えられないのが実情です。[ふらふら]

予防に対しては、プラズマクラスター発生装置の数を2台から4台に増やしたり、加湿器を複数おいて
対応してます。また空気清浄機をフル運転して飛沫核(ウイルスを含む乾燥物、マスクでは完全に
防げません。)の除去に腐心してます。これから寒くなるとウイルス粒子が条件によっては最大1週間
ほど失活しないので油断は禁物ですね。



世の中狭いね [薬剤師]

こんばんは。

本日はまたまた研修で缶詰でした。朝9:30から昼食休憩を挟んで17:30まで。
長丁場でした。しかもVTRを鑑賞しながらの研修なので、意識が遠くなるのを必死に
堪えました。

再来年から実習がはじまる6年生薬剤師を指導するための研修ですが、
6年生の教育内容も当然知る訳で、その内容の濃さに驚かされます。

さて朝、研修会場の入り口でばったりとあったのが、出身校の同級生でした。
静岡出身者は滅多におりませんので、すごい偶然でした。

一緒に研修し、その後の打ち上げでいろんな話しができて楽しかったです。

話はがらっと変わりますが、今年採れた我が家の箱庭のサクランボです。
ほんの一部のお披露目ですが、豊作でした。鳥さんにだいぶ失敬されたようですが、
良しとしましょう。(笑)

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広島行脚 [薬剤師]

こんばんは。昨日は広島で研修三昧でした。

例によってメタボ解消のため、広島駅から講習会場まで徒歩で向かいます。

途中、広島ではぜひ見たかった原爆ドームに立ち寄る予定です。

広島の街は結構都会ですね。三越、そごう、東急ハンズまであります。路面電車が現役なのもうれしいですね。マツダスタジアムのオープンによってカープのホームスタジアムの座を譲った市民球場を横目にみながら進みます(取り去られた文字の跡が痛々しいですね。shimin.gif








ほどなく原爆ドームに到着です。9時前なのに結構な人出です。それもほとんどが外国人なんです。特に白人が多いのにはびっくり。本来ならお隣の平和公園にも行きたかったのですが、講習の時間が迫っており、とりあえず、鎮魂の礼を捧げて場所を去ります。ab.gif


















さて研修です。高リスク患者の薬学的管理というテーマでこのギョーカイのカリスマ的講師が次々と講演をいたします。そのせいか、開始10分前に着いたのに、席はぎっしり状態で、かなり後方に陣取らざるを得ませんでした。・・・内容は結構ためになりました。高リスク患者として、妊婦、授乳婦、小児、高齢者そして癌患者さんの薬学管理について一日(6時間余)みっちりと講義を受けました。・・でもさすがに疲れました。


その後、帰りの新幹線の時間も結構あったので、平和公園に向かいます。資料館・・入館料は50円。ここも外人さんだらけです。欧州系の方の場合はツァーに乗っかってくることはまずないでしょうから、感心をお持ちなんですね。しっかり受け止めていただけたら良いのですが・・以前NHKでエノラゲイの元乗組員さんが近年広島をおとずれ、当然資料館や被爆者の方にも面会をしたあげく・・結局原爆の正当性を訴えておられました。兵器に良い悪いはないというのは一つの見方かもしれませんが、被爆後、生涯さらには世代を超えて苦しめる非人道性は認識しないといけないと思います。

列強もABC兵器を別格として制限条約を作るくらいだからその辺りは認識しているはずなんですが・・

最後に平和公園の碑に向かい黙祷を捧げて広島を後にしました。irei.gif

from広島 [薬剤師]

こんばんは。

ただいま広島です。明日の研修に出席するため宿泊です。

いつぞやの博多の二の足を踏まないように、今回は駅ビルのお好み焼き屋さんで広島焼きをゲットしてからホテル入りです。ビール(発泡酒)飲んでこれから”晩餐です”でも一人旅は寂しいですね。[犬]

サービスビデオでレッドクリフをやってますので、こちらも楽しみです。

さぁ!食うぞ!hirosimayaki.gif

薬品情報提供書 [薬剤師]

更新がついにマンスリーとなってしまいました。[もうやだ~(悲しい顔)]すんません。

さて、表記の件、お薬手帳でももちろん良いのですが、お薬手帳の場合は交付に患者さんの同意が要りますし、普及率もまだまだです。薬剤師の努力不足でしょうね。拙薬局の場合は手帳にたとえば新しいお薬が加わった場合に[NEW]な文字を書いたり、副作用があればその内容を転記したり、当たり前のことをしているつもりですが、書き込んであげると「そんなことをした薬剤師さん、初めて見た!」なんて、とても悲しいreactionが来たりしたこともありました。単に手渡しするだけじゃ、ありがたみもありませんよね?

一方、薬品情報提供書はお薬の交付の都度、文書にてお渡しすることが義務づけられております。いうなればお薬をもらった患者さんは必ず持っておられるはずなんです。

でも・・実際は・[ふらふら]

この前の土曜日の最後の患者さんもそうでした。この方は地域の総合病院から紹介で近医に転医されたかたでしたが、処方の内容がとても多く処方箋3枚にも亘りました。しかも内容も濃く、新患だったこともあり、お薬をお渡しするまでに、30分もかかってしまいました。ところがお話を進めて行くうちにいままでもらってしたお薬と微妙に内容が違うと言われます。手帳の無い方でしたので、お薬の説明を書いた紙(薬品情報提供書)は?とお尋ねしたところ、いつも捨てちゃう!とのことでした。薬品情報提供書があれば薬局での照合作業もスムーズにいきますし、それをもとに処方医への照会もしやすのです。処方医には病院から紹介状がきているはずなので、大丈夫と思われたようですが、紹介状の内容がミスしていることも全くない訳ではありませんし、やっぱり実際に服用されているお薬の説明を書いた薬品情報提供書があればそういった瑕疵も見つけられます。そうこうしている間に処方医へお電話を差し上げてみたのですが、すでに往診に出かけてしまったあとで確かめようもありません。結局お渡しは本日になってしまいました。在庫があったから良いようなものの、もし、手持ちのお薬がギリちょんだったら・・困りますね。薬剤師は内容に懐疑があった場合はお薬をお渡しできないのです・・

皆様!手帳がある方は手帳を、無い方はかならず服用(していた)お薬の情報提供書を医療機関に持参くださあ~い!


大阪行脚 まじめに勉強編 [薬剤師]

こんばんは。

更新さぼり気味です。[ふらふら]

昨日は大阪での勉強会に参加してきました。例によって土曜日の夜に名古屋を出発。大阪の東横で一泊。野田駅そばのそれは、新装オープンセールのまっさかりで一泊3950円でお買い得でした。研究会に行くときくらいは日頃の運動不足を解消しないといけませんので、JR野田駅から肥後橋近くのYMCA大阪ホールまで徒歩で向かいます。結構近いですよ。片道3000歩でした。

さて肝心の中味ですが、結構ショッキングな内容でした。ようするに薬剤師たるもの、患者さん(生活者)の訴えを聞いてその病名を類推し、OTC薬(薬局で販売できるお薬のこと、アメリカではカウンター越しに売られるので、over the counter 略してOTC)で対応できるものは、OTCで、そうでないものは必要度に応じて医療機関への受診勧告、緊急性があれば救急車などなど、それくらいのことはできないと薬のプロとは言えない!とのお言葉でした。

だんだんからくりが見えてきた。実は先回の医療法改正で初めて薬局が医療提供施設と位置づけられたのです。それまではそうでなかった・・と言ってしまえばそれまでですが、なぜそうなったかを勘ぐるに、どうも昨今の医師・看護師不足ならびに医療費の不足が見え隠れします。

つまり、いままで最前線にいなかった薬剤師を前線に押し上げ、そうでなかった時にくらべOTC薬で対応できるケースを増やしひいては医療費の削減につなげる一助としたいようです。

事実現在の6年生薬剤師教育では、患者さんの訴えから病名を推察し、その重要度を判断するスキルを求められているそうだ。医師の世界ではあたりまえのことらしい。それを薬剤師にも求めるということですね。

症候学というこの分野、実は、おそらく現役の薬剤師では教育がなされていないだろう。学生時代サボっていた自分だけかと思いきや、弊局の薬剤師数名に聞いても同じ答えです。さらに疾患そのものについても教育は施されていないのです。

薬剤師として現場に就いて、経験を重ねながら疾患についても学びそれなりの知識は積んでいくのだが、体系的に学習するものではないので、個人差が大きいのも事実です。


ただ、今回の研修での叱咤を受けてもっともっと研鑽を積む必要性を痛感しました。




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